こちらのフォルムはDGモデルと呼ばれ、
フラワーポットなどで有名なRichard Lindh（リカルド・リンド）によってデザインされました。
個人的に彼の作品は無骨でありながら正面から見たときのシルエットがとても美しい、というイメージなので、
DGモデルやCCモデルなどの華奢なフォルムデザインを彼が手掛けたと知った時は驚きました。
そしてDGモデルのカップ＆ソーサーはワンサイズのみ。
マグやティーカップなどを展開しなかったのは、
このフォルムとサイズ感のバランスが一番美しいと思ったからではないでしょうか。

Raija Uosikkinen（ライヤ・ウオシッキネン）による可愛らしい実の模様もとてもマッチしています。
ガラスの戸棚に飾ってあったら素敵ですね。

【メーカー】ARABIA/アラビア
【シリーズ】Doria/ドリア
【フォルム】Richard Lindh/リカルド・リンド
【デコレート】Raija Uosikkinen/ライヤ・ウオシッキネン
【年代】1965-1970年
【サイズ】カップφ6.3×8.3（持ち手含む）×H5.2cm / ソーサーφ13cm
【コンディション】ソーサーに小傷・スクラッチがございます。カップの持ち手に製造過程で少し凹凸になっているところがございますが、強度には影響ございません。